Going my way

自由気ままに趣味ネタを書いていく

2016年現地観戦まとめ

そういや今年はまだ観戦記をまとめてないので思い立った勢いでまとめてみる。
あくまで個人用のメモであり見返し用だが、ああそんな試合もあったなあという具合に思い返せるかも。

6/15(水)対オリックス戦 1-5 負け
職場の後輩と見に行っていた試合。4回のチャンス以外は全くいいところがなくあっさり敗戦。試合内容よりもオリと阪神の選手に関する雑談の内容をはっきり覚えているぐらいには中身のない試合だった。
まあ、3安打で勝てると思う方が甘い。

7/26(火) 対ヤクルト戦 5-3 勝ち
ウル虎の夏初戦。初回に岩貞が山田に3ランを打たれてやっぱり交流戦から岩貞ダメだなあとか思いながら見ていた。
が、4回に福留、原口、ゴメス、良太の4連打と大和の犠牲フライで同点に追いつき一気に甲子園の雰囲気が復活。
初回こそ不安だった岩貞も2回にジェフンのヒットを許した以外は完璧といってもいい内容。
そして8回に均衡状態を破るゴメスの完璧な一発で勝ち越し成功。
9回はドリスがあっさり抑えてそのまま勝利。
こうしてウル虎の夏は2年連続で勝ち試合を見れたのであった。
なんだかんだ4回からはいい気持ちで見れた試合。

8/12(金) 対中日戦 4-2 勝ち
諸事情で遅れたので5回裏から観戦。江越のHRは見たかった…
それはさておき6回に福留が分かりにくいHRで追加点をあげると7回は中谷、良太と繋いで北條のタイムリーで3点目、8回は福留、原口と繋いでゴメスのタイムリーで4点目とじわじわ差を広げていく。
が、9回表。8回から嫌な雰囲気が漂っていたメッセが捕まり胃薬がほしい展開に。とはいえその後はマテオが抑えて順当に勝利。
ウル虎の夏からのいい流れを維持できていたいい試合だった。

8/28(日) 対ヤクルト戦 1-3 負け
毎年恒例にしたいバースデー観戦だが、スタメンに去年のサヨナラエラーで顔も見たくない柴田を見て負けを確信した。
初回に上本、北條、高山の連携で1点を奪うもその後は苦手山中にポップフライをあげるばかり。20-11みたいにボコスカ撃ってくれてよかったんだが(
先発岩貞はイニングが進むにつれて徐々に旗色が悪くなり5回にとうとう捕まる。
結局5回3失点で降板したが、正直この日はもっと早くに諦めてよかったはず。育成の年だからこれも試練なのかもしれないが。
結局最後まで山中を全く攻略できずに負け。この試合に負けたことで3タテを食らったわけなのだが、なんというか秋を感じ始めた。(※訓練された阪神ファンはこの時期の失速で秋を感じる)

9/30(金) 対巨人戦 2X-1 サヨナラ勝ち
消化試合とはいえ伝統の一戦を見に行くのは2年ぶり。天気が悪かったのもあってガラガラで本当に今から伝統の一戦が始まるのかと思ったほど。
さて、試合なんだが藤浪以下の打率の選手が互いのスタメンにやたら並んだだけあってとにかく地味、そして平和。
なんせ、この試合で一番気にしたのが空模様だったし。
8回に代打で出てきた長野にやっぱりタイムリーを食らい、その裏もマシソンに抑えられるが9回に上がったのは10勝殺しの澤村。
高山の球団新人最多安打記録更新(136安打目)となる内野安打をきっかけに、原口、福留と繋いで同点に。その後も攻撃を休めず鳥谷が執念で繋いで俊介の犠牲フライでサヨナラ勝ち。どよよんとした空気を払う気分のいい勝ち方だったなあと。
余談だが、この試合で澤村は田口、菅野に続いて内海の10勝目を消したことになる。田口はその後10勝したが…ここまで10勝を消すってなかなか凄いのでは?

以上5試合で3勝2敗。ホントは遠征とかもしたかったが諸事情で今年は断念した。来年はできたらいいのだが…

2016年阪神全支配下選手感想

さて、シーズンもほぼ終わり、ファームに至っては後は頂上決戦だけなので頃合いだろうと判断して選手の感想でも。
いつもとは違って支配下全選手やってくつもり。

※思い切り私見が入ると思うのでご了承ください。

無駄に長いです。そこは勘弁してください。
ところどころぼろ糞な表現もあるのでご注意ください。
各種データはヌルデータ様(9/29現在)のものを使わせていただいております。

◆投手
榎田大樹(30) 35試合 39.2回 32奪三振 1勝1敗4ホールド 防御率4.31
通称エネゴリ。ここ3年と比べるとまあそれなりには見れる数値になった。
広島以外には抑えてるので相手を絞ればまだまだ使えはしそう。そこは腐ってもドラ1というところか。
ただまあそこそこけがの多い選手で、今年もシーズン中盤に離脱してからは一度も上がってきていない。来年に間に合ったらいいのだが…

能見篤史(37) 25試合 146.1回 125奪三振 8勝12敗 防御率3.69
6年連続規定投球回を達成したベテラン左腕。とはいえ年々着実に衰えてきており今年はついに投球回は規定ギリギリになったし、RSAAはマイナスになったので来年も頼るということは本格的に危険になってしまった。防御率は微妙に改善されているのだが、それよりも四球の増加は気になるところ。
シーズン終盤は中継ぎ待機をしているが、来年はどうなることか。

横山雄哉(22) 3試合 15.1回 16奪三振 2勝1敗 防御率2.93
阪神が誇るスぺランカー。ケガが多い印象しかないが、投げてる球はいいのでとりあえず怪我しないことからだろう。
評価するにしてもまずはそこから。

安藤優也(39) 48試合 41.2回 23奪三振 0勝1敗10ホールド 防御率2.59
百戦錬磨のおっさんリリーフ。今年はかなり大事に使われていたが、ここぞの場面では非常に安定した投球で味方を安堵させていた。流石に三振を取る能力はかなり低いが、阪神の投手陣の中でWHIPが1を切っているのは松田とこの安藤だけ。こう考えると安定感も納得できる。
来年はいよいよ40歳だが、今年の成績を見る限りだとまだ行けそうな気もする。しかし、おっさんリリーフの片割れだった福原が今年大幅に成績を落として引退を表明しているので過信はしない方がよさそう。

岩貞祐太(25) 24試合 151.1回 150奪三振 9勝9敗 防御率3.03
いなければシーズンが終わっていた選手その1。 規定投球回をクリアしたうえに一時期以外の安定感に関しては4本柱随一。しかも、6月7月と崩壊してから持ち直してのこの数値なのが素晴らしい。
規定投球回を投げたというのが何よりも一番大きく、来年は更なる飛躍を期待したい。ついでに言うと10勝目を挙げることができれば最高だが、相当な無援護属性持ちなのでこれに関しては投げ勝つ以外に方法はなさそう。

藤川球児(36) 43試合 62.2回 70奪三振 5勝6敗10ホールド3セーブ 防御率4.60
まあ、2年4億の価値はない。奪三振能力だけは相変らずだが、全く安定感がない。秋の風物詩も健在で9月の防御率はひどいの一言。
とりあえず今年で先発適正は皆無だということはわかったので来年は中継ぎ一本で定着してくれれば程度に見といたほうがよさげ。

藤浪晋太郎(22) 25試合 163.0回 169奪三振 7勝11敗 防御率3.37
はっきり言って物足りない。高い奪三振能力はあるし、イニングも食えてる。
けどまあポテンシャルを考えるとこんなのじゃないだろうと。
藤浪の場合、とにかく自滅が多いのとフィールディング能力に難がある。
四死球の多さは多少は目を瞑るとしてもフィールディングに関しては改善しなければ本気でまずいレベル。
来年は流石藤浪といわせてほしいものだ。

筒井和也(35) 1試合 1.0回 0奪三振 0勝0敗 防御率9.00
今年で確実にクビなのでどうとも。違反球専用以外の評価はない。
そもそも超変革をスローガンである今年になんでこんなのを1回でも上げたのか理解に苦しむ。

岩田稔(33) 6試合 20.1回 14奪三振 0勝3敗 防御率8.85
ひどいの一言。今年に関してはファームでも炎上してる姿しか見てないので下手すれば来年にもユニフォームを脱ぐまであり得る。
甲子園では6回にIWATA PROJECTという広告が出るのが、今年はそれを見てて悲しくなってきた。同じ一型糖尿病患者のためにも来年は復活してほしいところだが…
余談だがRSAAでチーム内のぶっちぎりでドベである。(次点は球児)

歳内宏明(23) 9試合 9.0回 3奪三振 0勝1敗2ホールド 防御率3.00
今年は完全に空気で終わってしまったのでどうとも。
去年よかっただけに勿体ない…

秋山拓巳(25) 8試合 20.0回 20奪三振 1勝1敗 防御率4.05
ようやく一軍で勝てたかと思った二軍の帝王。投げてる球自体は腐っても帝王をやってるだけはあり普通に良かったし、今年は例年より直球の威力も増してるので期待はできる。
6番手でもいいから定着してくれたら多少は先発事情もマシになるのだが、今年のドラフトはとにかく投手が豊富なのでよっぽど頑張らないと結局埋もれそう。繰り返すがまだ期待はできる。

福原忍(40) 8試合 5.0回 6奪三振 0勝0敗4ホールド 防御率5.40
今年で引退。お疲れ様でした。
やはり去年までの2年連続の最優秀中継ぎというのが凄い。

小嶋達也(31) 一軍出場無し
これを希望枠でとってしまったこと自体が大きな過ち。
そもそも年齢を考えるとなんで去年の段階で戦力外にならなかったのかが理解できない。
顔も見たくないし、ユニフォームに失礼なレベルだ。

石崎剛(26) 10試合 10.2回 6奪三振 0勝0敗3ホールド 防御率1.69
横山同様スぺ属性持ち。投げてる球自体はよく、被打率もLOB%も優秀。
来年はシーズン通して活躍するところからだろう。

高宮和也(35) 16試合 12.2回 10奪三振 0勝1敗1ホールド 防御率6.39
まあ十分な歳だししょうがない。むしろ去年一昨年と再生して使えるようにできただけよかった。

マテオ(32) 52試合 55回 56奪三振 1勝3敗7ホールド20セーブ 防御率1.80
5月に炎上している以外はなんだかんだどの月も総じて安定した成績。
そりゃスンファンだの全盛期球児だのと比べると見劣りするが十分優秀なクローザー。ただ、シーズン序盤の3イニングとか馬鹿なことはもう勘弁願いたい(これに関しては継投に問題があるが)

髙橋聡文(33) 54試合 38.1回 38奪三振 3勝1敗20ホールド 防御率3.76
ずば抜けていい成績という訳ではないが、一時期彼以外に頼れる中継ぎがいなかったことを考えるとその貢献度は計り知れない。
来年は若い中継ぎがもっと出てくれて負担を減らすことができればまだまだ使えるのではなかろうか。そこは歳内とか石崎あたりに頑張ってもらうしかないが。

竹安大知(22) 一軍出場無し
ああ、そういや去年そんなの取ったなあ以上の感想がない。今年は他のルーキーが全員何らかのいいニュースがあっただけなおさら。
ぶっちゃけ来年も同じ事言ってそうな気がする。

守屋功輝(23) 4試合 8.1回 7奪三振 0勝1敗 防御率8.64
二軍でも微妙で一昨年のドラフトの中では明らかに見劣りする。
2年目ではあるが、早くも苦しい立場にいるといえる。

鶴直人(29) 2試合 2.1回 0奪三振 0勝0敗 防御率7.71
間に合うなら最後のやけくそでトレードの球にしてもいいのかもしれない。
まあ、どのみち阪神の戦力としては数えてはいけない選手。

山本翔也(28) 6試合 3.1回 1奪三振 0勝0敗 防御率5.40
地味。しかし、今年はファームでは投げれてるしこの終盤は一軍にいるので今年で切られるなんてことはないはず。
が、年齢も年齢なのでもうそろそろ結果を残さないと危ない。

金田和之(26) 5試合 5.0回 1奪三振 0勝0敗 防御率7.20
年々成績が悪化しており、小嶋ルートを絶賛進行中。もう後は下り坂の気がしてならない。

青柳晃洋(23)  13試合 68.1回 52奪三振 4勝5敗 防御率3.29
投げてる球は素晴らしく、被打率も.175と破格の数値なのだが、とにかく四死球が多くこのイニング数で48回、死球に至っては藤浪と同じ8回。
まあ、要するにそれぐらいの荒れ球という訳なのだが、いくらなんでもこれは荒れ過ぎなので流石に改善点。牽制もかなり難がある。
また、イニングごとの失点を見ると6回に明確に捕まってるのでスタミナも課題。
…と、あげていくと課題は山積みだがルーキーイヤーでこれだけ投げれてるのは立派。球界にもなかなかいないタイプなので今後どうなるか楽しみである。
なお、ルーキーなのだが髪に関しては残念ながら手遅れ。ノウミサンとの比較画像はやめて差し上げろ。

メッセンジャー(35) 28試合 185.1回 177奪三振 12勝11敗 防御率3.01
流石に成績は劣化してるものの、相変らずのイニングイーターっぷり。
正直メッセの穴に関しては今の若手選手じゃ絶対に埋めれないのでここに関しては来年も活躍してもらう前提でやってもらうしかない。ホントにそれぐらいの選手だと言い切っていい。

松田遼馬(22)  22試合 27.0回 26奪三振 1勝0敗1ホールド 防御率1.00
7/12に一軍登録されてから獅子奮迅の働きを見せている。
各種指標も軒並み優秀で、特にこの投球回とはいえRSAAが9.17とマテオ、岩貞、メッセにも全く遅れをとらない数字である。
もしも彼がシーズン通して活躍してくれれば…と心から思うし、来年はぜひともシーズンを通して活躍してほしい選手の一人。

岩本輝(24) 一軍出場無し
岩族の一人だが今年はさっぱり。彼に関してはまたスンファンに師事を仰ぐのも手だが、流石にそれはもう無理だろうなあ…(2015年はキャンプ前にスンファンと自主トレしていた)

望月惇志(19) 一軍出場無し
流石に高卒ルーキーなので成績でどうこう言ってはいけない。
が、今年は二軍戦とはいえ完投勝利を挙げてるし、その二軍の成績もルーキーと思えば普通に優秀な成績。

桑原謙太朗(31) 一軍出場無し
再生に定評のある阪神で無理なのなら残念ながらもう無理。

二神一人(29) 一軍出場無し
これまたクビ候補。ホントに一時期のドラフトって糞だったんだなあと。

岩崎優(25) 15試合 73.2回 59奪三振 3勝5敗 防御率3.54
なんだかんだ毎年そこそこ仕事をしており、今年もそこそこ仕事してくれた。
が、課題のスタミナが相変わらず。
と思ったが、27日の中継ぎ登板…あれは圧巻だった。最速146Km/hだったが、元からの球持ちの良さもあってそれ以上の威力に感じた。
来年以降の中継ぎ転向…冗談抜きであり得るのでは?

島本浩也(23)  23試合 24.2回 24奪三振 1勝0敗 防御率3.65
去年の散々たる成績からは持ち直してるだけ進歩はしているといったところ。
巨人と広島以外は完璧に抑えるがその2つにめっぽう弱く特に広島線の防御率は8点台ともはやギャグの域。
が、まだ若いんだし去年から進歩してるんだし気長に見ていっていいんじゃなかろうか?セイバーで見てもプラスなんだし。

サターホワイト(29) 20試合 21.0回 18奪三振 1勝1敗6ホールド 防御率2.57
中途加入ではあるが、取っておいてよかったと思えるだけの成績は残している。
ドリスやマテオと比べると流石に見劣りするが穴埋めをしてくれただけ十分。
来年も確実に契約はあるだろう。

伊藤和雄(27)  5試合 7.1回 9奪三振 0勝0敗 防御率2.45
パッとしない成績。試合数が少ないので何とも言えないが、被打率がかなり高いので防御率のわりには印象が悪い。

田面巧二郎(26) 4試合 4.1回 2奪三振 0勝1敗 防御率6.23
原口と育成からの支配下バッテリーを組んだのが最大の見どころであり、それ以外何もない選手。
一度育成落ちした理由が擁護しようがないレベルに酷い防御率(8.44)で、今年これなのでまた育成もあり得る。

ドリス(28) 34試合 34.0回 36奪三振 3勝3敗9ホールド8セーブ 防御率2.12
5月こそむちゃくちゃな運用法で防御率が凄まじいことになっているが、6月以降の失点はわずか1点とちゃんとした運用法なら凄まじい成績を残すポテンシャルは秘めている。
が、かなりのスぺ属性持ちであり安定しないのがネック。来年契約があるかどうかはそれゆえにかなり怪しい。

以上投手陣。
繰り返すが岩貞がいなければ今シーズンはぶっちぎりのドベもあり得たので彼が出てきたことは本当に大きい。青柳も課題があるとはいえ1年目で十分やれてるし、松田の復活、岩崎の新たな可能性とポジ要素は多い。
戦力外的には小嶋と筒井は確定で、残りは桑原≧鶴=二神といったところか。
全員斬るのはやりすぎかもしれないが、今年は投手が豊作だし枠の数を考えると別に問題ない気もする。とりあえず小嶋は歴史から消したいレベル。
外国人枠としてはドリスをどうするか。投げる球は素晴らしいが、ここまでのスぺだと正直扱いが難しい…

◆捕手
坂本誠志郎(23) 27試合 .200(45-9) 1本 2打点
今年のドラ2で通称キャプテンシー
捕手でルーキーなので打撃に関してはまあこんなものだが何気に1本出てるので飛ばす能力はあるのかもしれない。
捕手別成績で軒並みひどい結果を残しているが、まあ1年目なので目を瞑っていいだろう。清水とか小宮山使うよりはましなんだし。

小宮山慎二(31) 一軍打撃成績無し
遂に今年は1試合だけの出場に(しかも途中から)
こんなのでも二軍の壁としては必要なので切られることはないだろうが…可能性は0という訳ではない。

鶴岡一成(39) 10試合 .000(5-0) 0本 0打点
引退勧告あるだろうなあと思ったら自ら引退表明。お疲れ様でした。

梅野隆太郎(25) 36試合 .138(87-12) 0本 4打点
アニキに期待してなかったといわれるぐらいには打撃が凄まじく酷いことになっている。打撃では完全に原口に食われたので生き残るには別のやり方を考えないと厳しい。まずは坂本との競争に勝つことからだろうか。

清水誉(32) 2試合 .000(4-0) 0本 0打点
小宮山同様こうなったのは自業自得。もう二軍の壁以上の価値はないだろう。何気に二軍では.290と打っているがこの歳で二軍成績でアピールしてもなあ…

小豆畑眞也(28) 一軍出場無し
4年間一度も一軍に呼ばれておらず、人によっては存在自体知らないんじゃなかろうか? 小宮山や清水はまだ一軍での実績が多少でもある分、切るなら先にこっちをというのは普通にあり得る。

岡﨑太一(33) 38試合 .200(65-13) 0本 5打点
この歳でキャリアハイってどういうことなの…
…まあ、それはともかくこれだけ試合に出たのでクビだけはない、クビだけは。

原口文仁(24) 105試合 .297(310-92) 11本 46打点
いなければシーズンが終わっていた選手その2。月間MVPを獲得した5月に目が行きそうだが、7月もやばい。この2か月だけなら打率が.370超えという意味不明な成績なのだが、8月が2割を切りそうなレベルに低迷していたので最終的にはこの成績で落ち着いた感じ。
捕手というポジションでこれだけ打てるというのが最大の売りだが、投手別成績も岩貞以外では十分見れる成績。攻守の要として来年以降も更なる飛躍を期待したい。
余談だが、規定には乗っていないとはいえRCAAがチーム2位の数値である。(ちなみに1位は福留)

以上捕手陣。まあ順当に来年は原口、梅野、坂本でやりくりするのではなかろうか。
戦力外は小宮山、小豆畑、清水がどれも同じぐらいにあり得そうといったところ。が、鶴岡が引退を表明したので誰も切らないという可能性が一番高い。

内野手
鳥谷敬(35) 141試合 .234(444-104) 7本 36打点
まあ、うん、もう完全に劣化したなと。連続フルイニングが終わったことが最大のポジ要素だとか言われるぐらいには酷い有様で遂に打率を.280に収束させることさえできなくなってしまった。
守備に関しては去年の段階で十分あれだったので言わずもがな。パワプロで守備がFになったぐらいなんだからよっぽど。
しかし、今年のドラフトは野手が不作だしチームの三塁のあまりの層の薄さを考えるとまだまだレギュラーとして頑張ってもらうしかなさそう。

北條史也(22) 120試合 .267(378-101) 5本 32打点
内野手が酷い阪神における貴重なポジ要素。高卒4年目で100安打を達成し、鳥谷から遊撃のポジションを奪いと躍進の1年だった。何気に今シーズン開幕から一度も抹消されていないのもポイント。
ファームの時から追いかけていた感想としては器用な選手であり、1年目は木製バットに苦しんでいたが2年目に適応し、3年目は一発も出るように。そして4年目は上でも2試合連続で一発が出るように。
毎年着実にステップアップし続けてるので来年も更なる飛躍を期待したい。

上本博紀(30) 43試合 .266(94-25)  2本 6打点
一時期はギャグかと思うレベルの打撃成績だったが、8月以降の打率は3割を超えており一応見れる数値に。これを通年でやってくれればいいのだが、毎年ケガだの長期の不振だので安定しないから困る。
後観戦すると当たり前のように1回はエラーするのは何とかならないのか。

ゴメス(32) 137試合 .256(549-126) 22本 77打点
かなり物足りない成績だが、野手の助っ人に関しては今年のヘイグみたいなことがあるのでやっぱり置いとくべきなんだろうか…
が、シーズンが進むにつれて成績が悪化しているのがどうも気になる。

西岡剛(32) 55試合 .295(190-56) 0本 15打点
ケガが…ケガが… あのケガは選手生命絶望レベルだし、復活したとしてももう代打枠以外では使えないだろうし…

新井良太(33) 46試合 .154(78-12) 3本 8打点
この成績でスタメン起用しないといけないぐらいには内野手の層が酷いということで1つ。
普通ならクビ待ったなしなんだが残念ながら来年もいるだろう。

西田直斗(23) 一軍出場無し
二軍でも酷い成績。高卒5年目だが守備も一塁専だしクビも余裕であり得る。

坂克彦(31) 一軍出場無し
監督が代わった結果、一軍に一度も呼ばれなくなった悲しい人。
ユーティリティー枠も森越が呼ばれたわけなんだし戦力外の危険性も高い。

ヘイグ(31) 31試合 31試合 .231(104-24) 2本 11打点
二軍でも干されたしさようなら。

森越祐人(28) 2試合 .000(1-0) 0本 0打点
坂と森越を両切りすると二軍の試合が回らなくなるので多分残るはず。が、二軍の試合を回すため以上の価値は現状ない。

今成亮太(29) 82試合 .227(119-27) 0本 5打点
2015年ほどとは言わなくても2014年ほどでも打ってくれれば三塁事情で苦労しなかったのだが…このままでは本当に便利屋で終わってしまいそう。
4月まではよかったのだが、5月以降の打率は見てられない。

陽川尚将(25) 27試合 .157(70-11) 2本 4打点
ロマンはあるが、現状若くなった良太なので来年はそういわれないようになるのがまず目標じゃなかろうか。
が、二軍でも4打席に1回は三振してるのでまずは選球眼を改善するところから。
守備も相当酷いので先は長い。

荒木郁也(28) 45試合 .250(56-14) 0本 2打点
スタメンで使うには物足りないが、チームでも屈指の俊足故に一定の需要はある選手。何気にホームでの打率が.385なのだが分母が少ないので参考データ。

植田海(20) 一軍出場無し
今年からスイッチヒッターに転向した高卒2年目に結果を残せは流石に無理。
ただ、内野が手薄なことを考えると早く上で見たいとも思う。

以上内野手。冗談抜きで北條がいなかったら終わってたと思うレベルに焼け野原。
戦力外としては坂>西田>森越で、助っ人はヘイグが確定でゴメスも場合によってはあり得る。前の戦力外記事より坂と森越が入れ替わってるのは森越が一応一軍登録されたのに対して坂は結局登録されなかったからと言っておく。

◆外野手
柴田講平(30) 10試合 .214(14-3) 0本 0打点
こんなのを一軍登録したこと自体が今シーズンの汚点である。見に行った時にスタメンで発表されたときの絶望感といったらもう…
これが来年も契約されるようならば超変革はそれだけで大失敗と言い切っても過言ではない。

大和(29) 110試合 .228(228-52) 1本 20打点
守備の人なのだが、今年はそこそこエラーも目立った。とはいえ大和でなければ防げなかったアウトの方が多いと思うのでそんなに気にする必要もないか。
今後も便利屋として重宝されることだろう。

福留孝介(39) 129試合 .308(451-139) 11本 57打点
この歳で3割が確定するという訳の分からないことが起きている。
が、流石に歳で守備範囲がかなり狭まっているし、打撃もいつ劣化してもおかしくないのでいつまでも頼ってるわけにはいかないのも事実。

髙山俊(23) 132試合 .278(486-135) 8本 65打点
いなければシーズンが終わっていた選手その3。
ルーキーイヤーで既にこの成績ということ自体がまずすごいの一言。
しかも、5月6月にいったん成績を落としてからここまで戻しているのが大きい。
来年の課題は左投手に対しても苦もなく打てるようになることだろうか。
なんにせよ、野手の新人王…ぜひとも取ってほしいところだ。

横田慎太郎(21) 38試合 .190(105-20) 0本 4打点
ホントになんだったのかで今シーズンは終わってしまった。
身体能力は抜群でロマンはあるが、現状はそのロマンだけ。逆に大成すればとんでもない選手になりかねないので気長に待ちたい。

江越大賀(24) 72試合 .209(191-40) 7本 20打点
分かりやすく言うと虎の大田。身体能力は凄まじいが、北條とは真逆でとにかく不器用な選手で大成するとしても間違いなく時間がかかる。なんにせよ4割近い三振率をなんとかすること、でないと前任の背番号25みたくネタにされ続けられる。
逆に守備に関してはやらかしがあるとはいえ、範囲が相当広い為現段階でもかなり安心して見れる。

伊藤隼太(27) 29試合 .245(53-13) 1本 4打点
たった1年ですべてにおいて高山に抜かされ、安打数においては北條、本塁打においては原口にも抜かされたドラ1。
打撃においては高山の完全下位互換だし、守備に関しても江越や中谷に劣り何一ついいところがない。
今年に関しては先に柴田が切られるし一応ドラ1なので安泰だろうが遅かれ早かれ見捨てられる気がする。

中谷将大(23) 62試合 .267(150-40) 4本 14打点
高山と比べるとあらゆる面で劣るがあちらが新人離れしてるだけでいうほどひどくない。
また、6/14に登録されてからは最後まで生き残ったのは地味に大きい。
8月以降は成績を落とし続けたので来年はシーズンをとして戦う体力を身に着けることと、更なるレベルアップが目標か。

板山祐太郎(22) 38試合 .235(102-24) 0本 5打点
アニキの鶴の一声でとったドラ6だが、ルーキーイヤーからこれだけやれてたら及第点ではなかろうか。とはいえ実力不足なのは明らかなので来年はこれがどこまで伸びるかどうか。

緒方凌介(26) 21試合 .167(24-4) 0本 0打点
今年は二軍成績が大幅に向上しているので成長はしている。が、年齢的にそろそろ結果を残さないと危ない域なので来年の活躍に注目したいところ。

俊介(29) 39試合 .162(37-6) 0本 1打点
完全に守備の人に。 とはいえ高山が守備難だし、福留が歳なのでまだまだ一定の需要はあると思われる。特に甲子園で両翼がどちらも無難にこなせるのは非常にありがたい。

ペレス(29) 一軍出場無し
保険で飼う価値もない気がするし今年でクビだろう。

狩野恵輔(34) .241(87-21) 3本 17打点
代打の神様だが、実はスタメン起用されたときの方が打っていたりする。
右には弱いが左に対しては3割以上の成績を残しているので来年も使いどころを誤らなければ切り札として使えるだろう。

以上外野手。
内野とは違い、高山を筆頭に中谷や板山が出てきたし、江越や緒方だって全くのノーチャンスではないので比較的希望はある。
戦力外は柴田は至極当然としてペレスもそうだろうと。逆に他はないはず。

…という感じで支配下登録全員感想を書いてみたが、疲れた。

書いてて思ったこととしてはそりゃ野手の層があまりに薄すぎる。そりゃこの順位になるのも当然だろうと。

ただ、1ファンとしては希望を持てたシーズンで、この蒔いた種が来年以降芽吹いて育ってくれればと。

今年の阪神の戦力外予想

このカードでワンチャンCSが見えてきたのでポジりだした中の人。
ちょっと前まで『暗黒を健やかに過ごすための10ヶ条』を発掘していたのにこの変わりようである。

さて、新戦力の加入がなくなったしそろそろ戦力外について考えていこうと思う。
去年は確定、危険、注意で分けてたが今年はSABの分け方に変更。
後、あくまで戦力外予想なので引退は考慮していない。福原辺りあり得そうだけど。

Sランク(むしろ戦力外じゃない方がおかしい)
柴田講平(30) 一軍出場無し
支配下登録されている外野手の中で一軍登録されていない片割れ。(もう1人はペレス)
外野は福留以外ポジションが全然確定しておらず、あのハヤタでさえスタメン起用されたことがあるほど。にも関わらず全く一軍に呼ばれていない。ついでに言うと年齢的にもあとは劣化していくだけ。もうクビ以外に考えられない。

筒井和也(35) 1試合 1回 9.00 0奪三振 2四死球
ロクな実績もないしもう後は劣化していくだけの年齢。まともに一軍で投げれてない段階で残る見込みは皆無といっていい。

小嶋達也(31) 一軍出場無し
なぜ去年の段階で切られなかったのがが理解に苦しむ選手。一軍出場がない上に上記の筒井より二軍成績も酷いと散々。残す理由が考えられない。

Aランク(戦力外でもおかしくない)
鶴直人(29) 2試合 2 1/3回 7.71 0奪三振 1四死球
やっぱり今年もオープン戦までの輝きだった浪速の四天王。年々登板回数も減っているうえにプロ11年目にもなって未だに定着できそうにないのはいくらなんでもまずい。一応二軍成績だけはいいのだけれども。

桑原謙太朗(31) 一軍出場無し
トレードで獲得したものの…今年は二軍でも絶賛炎上中。立場を考えると消える可能性は大いにあり得る。というか加藤や高宮でさえ復活させた阪神でダメなのならもうダメだろうと。

マット・ヘイグ(31) .231(104-24) 2本塁打 11打点
今の阪神は三塁は致命的な穴で且つ二軍では無双しているので呼ばれてもおかしくない。が、それでも呼ばれてないということは既に構想外であるという意味ではなかろうか。残すにしてもそこそこ歳を取っているし正直厳しいと思う。

森越祐人(28) 一軍出場無し
戦力外の拾い物が使えたらというところなのだが、無事に二軍の出場枠を食いつぶすだけとなっている。そして成績も無事に爆死している。残す価値はあまりない。

ネルソン・ペレス(29) 一軍出場無し
二軍成績はパッと見悪くはないのだけれども三振が多すぎる。言っちゃ悪いが4つしかない貴重な外国人枠を割くだけの価値はない。正直これだったらまたスペアを探したほうがよさげ。

一二三慎太(24) 一軍出場無し ※育成選手
二軍どころかBCリーグでもご察しの成績。原口が覚醒したので二匹目のドジョウを狙う可能性もなくはないが、あちらは去年は二軍ではそこそこ打てていた。正直この成績で覚醒があるかというとないので切られる可能性はある。

Bランク(戦力外の可能性はある)
二神一人(29) 一軍出場無し
いくら二軍で無双していても一軍で結果を残せなければ意味がないし、現状一軍にもあがれていない。このランクの他の選手よりは可能性は低いとは思うが、可能性がないとは言い切れない。

小豆畑眞也(28) 一軍出場無し
捕手で唯一一軍登録をされていないため。二軍の壁も必要ではある上に鶴岡が歳なので残る可能性はあるっちゃあるが消えてもおかしくないとは思う。

小宮山慎二(31)  1試合 .000(0-0) 0本塁打 0打点
年々着実に出場機会を失っている捕手その1。原口はさておき、ルーキーの坂本やベテランの鶴岡に先を越されている段階でお先は真っ暗。

清水誉(32) 2試合 .000(4-0) 0本塁打 0打点
年々着実に出場機会を失っている捕手その2。二軍では無双しているが、いつまでたっても呼ばれないのは理由があるはず。で、その理由は見限られたからだとするのならば首になる可能性はあるのではなかろうか。

西田直斗(23) 一軍出場無し
まるで成長していない若手内野手。一軍どころか二軍でも散々たる成績で陽川や植田に出番を奪われている有様。まだ若いのは若いのだけれども見限ってしまっていいのではなかろうか。ただ、内野は人材不足なのでこんな惨状でも残る可能性はあるっちゃある。

坂克彦(31) 一軍出場無し
スパイスには気に入られていたものの、今年になってここまで一軍登録なし。
内野の薄い阪神にもかかわらず呼ばれてないというのは構想外ということではなかろうか。このランクなのは一応去年までは重宝されていたので。

とまあ、この辺りが戦力外候補だろうと。
素直に一軍出場がほぼない選手を中心にピックアップしてみた次第。

まだ戦力外通告まで2か月あるのでこの間に結果を残す可能性もあるっちゃあるが、ひとまずはこれで纏めようと思う。

今年のここまでの野手いろいろ

鳥谷を外しただけで5月上旬以来の3連勝に加えて1イニング9得点と信じられない試合をしたそうで。前日もなかなか爽快な勝ち方だったがこれまた現地さぞかし楽しかっただろうなと。
…とまあ、羨みながら今シーズンの野手の成績を若手中心に見ていこうかと思う。主観が混ざっている点だけは先に警告しておく。

※データはヌルデータ様を参考にさせていただきました。

原口文仁 .337 9本 33打点 OPS.944
4/27に一軍に上がってからは打ち続け、5月には月間MVPも受賞したシンデレラボーイ。なんといっても打率が全く落ちてこず、未だに3割台を維持し続けている。それでいて既に本塁打も9本と去年の江越は何だったのかと思うレベルに打撃力は高い。それでいてポジションが捕手と何かがおかしい。
難点はヘルニア持ちであること。そのため休み休みの起用となってしまうのが非常に悔やまれる。

髙山俊 .277 2本 34打点 OPS.655
説明不要の今年のドラ1. 打撃力が求められるレフトとしては正直物足りない成績だが、新人であることを考えれば十分か。長打を打てない、四球も選べないので去年のマートンみたいな成績だが、外国人枠でない上にまだ大卒1年目と考えれば夢がある。
弱点は左に相当弱いところ。

北條史也 .251 1本 13打点 OPS.628
実はシーズンが始まってから一度も二軍落ちしていなかったりする高卒4年目。
数値的には正直まだまだパッとしないが阪神の内野の層の薄さを考えればはるかにマシな部類。それに、ここまで若い選手がスタメンに名を連ねていること自体がここ数年では希少なのだから。
とはいえ明らかに力不足なのも事実。同級生である田村に負けずに飛躍を期待したい。

江越大賀 .243 4本 12打点 OPS.702
広大な守備範囲を誇るセンター。3番に適性があるかと聞かれると怪しいところではあるが、一応リーグ平均ぐらいの打力はある。(開幕直後の4本の本塁打のおかげだろうが) というか数値的にはチーム平均以上の打力はある。
どう育つのかわからないところはあるが、守備力は確かなので後は打力がついてくれれば面白い選手になるのではなかろうか?

中谷将大 .328 1本 4打点 OPS.802
なかなか一軍に上がれなかったが6月半ばに登録されてからはなかなかの成績を残している外野手。正直言って打席数が少ないのでまだ分からないところはあるが、福留だって長くはないので将来的にはライトのポジションを掴んでほしいところ。

新井良太 .180 3本 7打点 OPS.650
彼を一軍に置かないといけない辺り阪神の内野の層の薄さがよく分かる。呆れるぐらい低い打率故にテキトーに見て当たったらラッキーぐらいに思うのが一番ではなかろうか。年齢的にもあとは下降線。彼を枠から押しのける若手が出てくれることを切に祈る。
最後に、こんな成績でもハヤタよりは100倍ぐらいマシであることは言っておく。

福留孝介 .314 4本 31打点 OPS.813
いろいろとおかしいチームの主砲。一発の期待は去年と比べて大幅にできなくなったがそれでもこの打力。リーグでも十傑に食い込める。
今年は単年2億の契約だったが来年はどうなるのやら。

鳥谷敬 .235 6本 30打点 OPS.674
最近連続フルイニングが途絶えた聖域(35)。フロントに申し出てようやく外せたあたり、やはりこの球団のフロントには問題ありすぎだろと思うのだがまあそれは置いといて。以前から相当守備に問題があったのだが、打撃に関してももはやリーグ平均さえ期待できなくなってしまっているので正直スタメンで使う価値は皆無であるといえる。
ただ相変わらず出塁率だけはそこそこ高いので代打として使う分にはありか。休み休み使えば調子が上がる可能性もあるんだし。

横田慎太郎 .190 0本 4打点 OPS.430
ギャグかと思うレベルのOPS故に今年は二軍漬けで問題なし。とりあえず身体能力だけならロマンはあるので気長に待っていいのではなかろうか? 何気に内野安打率が25%と吹っ飛んでいるがこの歳でそれが売りというのはあまりに勿体ない。

こんなところ。後半なんか書いてて悲しくなってきたけどとりあえずこんなところ。
書くまででもなく分かり切っていたことだが、野手の戦力なさすぎだろうと改めて痛感した次第。明確に打力で突出してるのは原口と福留だけだし、そもそもRCAAでプラスなのが今の一軍選手だとほかに江越と中谷(両方規定未満)しかいないという段階で…

…来年の今頃はもうちょっと野手でポジれてることを祈りたい。

今年もウル虎の夏に行ってきた

24日の試合でついに鳥谷の連続フルイニングがストップ。そして試合内容もこれまでの阪神とは思えないものであった。この勢いを継続できるかどうかといった7/26(火)の試合を見に行ってきたので感想とか。

 

◆今年のユニフォーム

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こんなの。ちなみに去年のユニフォームは当時の記事に載せてるので興味があるならそちらもどうぞ。

freiheitbreize.hatenablog.com

 

◆立ち上がりからいきなり苦しむ岩貞

大引、西浦に連打を食らいいきなり無死一二塁。続くバレンティンからは三振を奪うも、次の打者は現在六冠王の山田。初球をライトポールに直撃されてたった10球で3点を先制されてしまう。この回は後続を仕留めるも2回はジェフンに打たれる、3回はバレンティンを歩かせるとどうも安定しないピッチングであった。

 

◆反撃の狼煙は4回に

4回表に雄平、西田、ジェフンを三者凡退で打ち取るとその裏。先頭の江越はサードフライで倒れるも、ここから福留、原口、ゴメス、良太と4連打。更に大和もきっちり犠牲フライを決めて一気に追いつく。ぶっちゃけ初回に3点取られた段階で現地はお通夜だったのだが、この4連打で大いに盛り上がった。

 

◆一進一退の攻防

4回以降の岩貞は完璧だった。ヒットどころか四球も無しでひたすら味方の追撃を待つ。しかし、ここで追加点が入らないのが岩貞。こちらも5回以降は散発的な攻撃に終わり結局岩貞は勝ち投手の権利を得る前に降板するのであった。

 

◆偉業達成の瞬間

8回は球児が登板。さりげなくショート鳥谷という守備緩めが行われているが気にしないでおく。

中村はヒヤッとしたもののセンターフライ。代打の坂口にはヒットを許すも続く大引は空振り三振。しかし、続く西浦のボテボテの当たりをゴメスが弾いてしまい二死一二塁でバッターはバレンティン。ここで山田に回したら終わる…!と思ったところで空振り三振!!この回の大引での三振で球児は日米通算1000奪三振を達成するのであった。それもほぼほぼリリーフで且つ野茂以上のスピード達成。素晴らしい記録としか言いようがない。

 

◆祝砲、そして…

ヤクルトは2番手のルーキが登板。先頭の福留は見逃し三振で倒れるも、続く原口は追い込まれながらもヒットで出塁。そして続くバッターは先ほどボールをこぼしたゴメス。その2球目、バックスクリーンへの勝ち越し2ランホームラン!!もうなんというか球児への祝砲と思った一発だった!!

最後はドリスが危なげなく抑えて勝利。破竹の2連勝であり、本拠地での連敗もどうにか7で止めたのであった。

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◆選手の感想とか

先発の岩貞は立ち上がりこそまずかったもののその後は尻上がりに調子を上げて7回3失点でQSは達成。ここまでは立ち直れずにKOを食らっていたことが多かったので今日のピッチングは今後の復調のきっかけになるのではなかろうか?勝ち星に関しては…まあそのうち得られるはず(

打者としては今日は江越に注目していたのだが、今日はポテンヒット1つだけとさっぱり。もともとフルスイングに拘りのある選手なのでやはり3番への適性は全くないように思える。

ただまあ、なんといっても今日は原口とゴメスの2人だろう。原口はしっかりゴメスの前にランナーを貯めてチャンスメイク。ゴメスはここまで苦しんでいたが今日は2安打3得点と文句なしのヒーロー。2回のゲッツーや8回のまずい守備もあったが今日のところは忘れていいだろうと。

ヤクルトの方は山田がやばすぎるのでどうやって抑えるんだと再確認した次第。今日はポール直撃だったが、これが右中間だったらと思うと…

 

さて、ウル虎の夏は始まったばかり。27日も勝って久々の3連勝&カード勝ち越しと行きたいところだ。明日のノウミサンに期待しよう。

TGFFに行ってきた

結構間が開いたけど今更ながらTGFFの感想でも書こうかなと。といっても大体の内容はTwitterで呟いているので補完&自分が見返す用。

前日である7/17のセッション終了後。よく一緒している方にTGFFどうしますか?と声をかけられたのが話の始まり。相当前に日程が確定してたのもあり、どうにかその日は時間を作れたので二つ返事で乗る。後は帰り道だの寝る前だのに簡単に当日のことを詰める。

当日。予定より少し早い時間に到着するも、知り合いが勘違いで遅れるとのことなので時間潰しにダイスの掴み取りに挑戦。
その結果。

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大量の20面ダイスを手に入れた!!
…20面ダイスを使うシステムを滅多に遊ばないのでこんなにあっても正直用途に悩むのだが、この数なら適当に転がすだけでも爽快なのかもしれない。
一応6面ダイスもそこそこ混ざってるので全く無意味ではないのだし、そもそもこの手のお祭りは楽しんだもの勝ちということで。

とかやってると知り合いが到着したので合流。3時間卓の抽選なのだが…篠谷志乃先生のSW2.0卓に。理由はリア充爆発しろという一文に感化されたため(
3時間卓という訳で使えるのは改訂版1にあるサンプルキャラのみ。なんかスカウトが1人だけという状態が見えてきたのでシャドウの密偵をチョイス。
後の方はエルフの神官、ウサギの魔法使い、ルンフォのマギシュー、ナイトメアの魔法拳士。人間不在のこの5人でいざセッション開始。

さて、セッションなのだがこれが本当に面白かった!先生はこちらのネタをガンガン拾ってくれるし、初心者さん2人がどんどん饒舌になってくるし、こんなにも時間が経つのが早いと思ったセッションは久々。(休憩なしでぶっ飛ばしたのもあるけど)むしろ時間内に収まるかが怪しいぐらいには大いに盛り上がった。
同卓してくれた皆さんと先生には大いに感謝である。

で、自分が後に別件があったので5時間卓には同行できないと理由で知り合いとはここでお別れ。次に、折角なのだからボドゲもやってみようと思って見てみる。すると、SWのカードゲームというのがあったので参加してみることに。
グループSNEの社長である安田均先生によるレクチャーを受けていざ、挑戦。
どこまで書いていいのかわからないのでルール関係は割愛。
さて、感想だが…そのルールがちと難解でとっつきにくさを感じた。ダメージの配分だとか危険感知や先制→戦闘の移行だとかがどうもしっくりこない。大真面目に最初の3周ぐらいは手探りだった。

といったところで時間になったので撤収。いろいろあったが楽しい時間であったことは事実である。来年もなんとか時間を作っていけたらと思う。

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バルバロスブック

久しぶりに更新。そもそもこのブログを見ている暇人が全世界にどれぐらいいるのかわからないのだけれども。
さて、久々の更新内容はSW2.0の新刊バルバロスブックについて。

このバルバロスブック、既存サプリであるバルバロステイルズみたく魔物データリストなのかと思っていたらそうではなく、蛮族PCのデータと蛮族の世界観の把握の2つが主な用途である。

前者はこれまで存在していた種族に加えて魔剣持ちドレイク、バジリスクリザードマン、ケンタウロスといった新顔が追加されている。が、どれもこれも見ただけで蛮族とわかる上に偽装できないかそもそも町に入れないかなので人族PCと組むのはほぼ不可能と判断していい。(レンドリフト帝国みたいな例外は除く)
という訳で、蛮族だけで構成されたPTにおいて使うものであると割り切った方がいいと思う。
後者は様々な蛮族の物語が並んでいる。こっちは普通に読み物として面白い上に、敵として蛮族を登場させる際のGMのRPの参考になる。

これが文庫本サイズなのでかなりお買い得ではあるのだが、初心者に勧めれるかどうかと聞かれたら中の人はNOと即答する。

理由は2つ。
まず、SW2.0というのは第一の剣に属する人族と第二の剣に属する蛮族が争っている世界であるから。いきなり蛮族PCでプレーして、ゲームに対する変な価値観を持ってほしくないというのがまず1つ。
もう1つが単純に必要優先度が低いから。データ量が単純に少ない上にほとんどが蛮族PTでないと使えそうにものなので普通に遊んでる分にはめったに使わない。

以上の2つの理由において初心者には勧めれない1冊だが、文庫本サイズでラクシアの世界観を覗けるというのは結構ポイント。買っておいて損はない。

 

ソード・ワールド2.0 バルバロスブック (ドラゴンブック)

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