Going my way

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今年のここまでの野手いろいろ

鳥谷を外しただけで5月上旬以来の3連勝に加えて1イニング9得点と信じられない試合をしたそうで。前日もなかなか爽快な勝ち方だったがこれまた現地さぞかし楽しかっただろうなと。
…とまあ、羨みながら今シーズンの野手の成績を若手中心に見ていこうかと思う。主観が混ざっている点だけは先に警告しておく。

※データはヌルデータ様を参考にさせていただきました。

原口文仁 .337 9本 33打点 OPS.944
4/27に一軍に上がってからは打ち続け、5月には月間MVPも受賞したシンデレラボーイ。なんといっても打率が全く落ちてこず、未だに3割台を維持し続けている。それでいて既に本塁打も9本と去年の江越は何だったのかと思うレベルに打撃力は高い。それでいてポジションが捕手と何かがおかしい。
難点はヘルニア持ちであること。そのため休み休みの起用となってしまうのが非常に悔やまれる。

髙山俊 .277 2本 34打点 OPS.655
説明不要の今年のドラ1. 打撃力が求められるレフトとしては正直物足りない成績だが、新人であることを考えれば十分か。長打を打てない、四球も選べないので去年のマートンみたいな成績だが、外国人枠でない上にまだ大卒1年目と考えれば夢がある。
弱点は左に相当弱いところ。

北條史也 .251 1本 13打点 OPS.628
実はシーズンが始まってから一度も二軍落ちしていなかったりする高卒4年目。
数値的には正直まだまだパッとしないが阪神の内野の層の薄さを考えればはるかにマシな部類。それに、ここまで若い選手がスタメンに名を連ねていること自体がここ数年では希少なのだから。
とはいえ明らかに力不足なのも事実。同級生である田村に負けずに飛躍を期待したい。

江越大賀 .243 4本 12打点 OPS.702
広大な守備範囲を誇るセンター。3番に適性があるかと聞かれると怪しいところではあるが、一応リーグ平均ぐらいの打力はある。(開幕直後の4本の本塁打のおかげだろうが) というか数値的にはチーム平均以上の打力はある。
どう育つのかわからないところはあるが、守備力は確かなので後は打力がついてくれれば面白い選手になるのではなかろうか?

中谷将大 .328 1本 4打点 OPS.802
なかなか一軍に上がれなかったが6月半ばに登録されてからはなかなかの成績を残している外野手。正直言って打席数が少ないのでまだ分からないところはあるが、福留だって長くはないので将来的にはライトのポジションを掴んでほしいところ。

新井良太 .180 3本 7打点 OPS.650
彼を一軍に置かないといけない辺り阪神の内野の層の薄さがよく分かる。呆れるぐらい低い打率故にテキトーに見て当たったらラッキーぐらいに思うのが一番ではなかろうか。年齢的にもあとは下降線。彼を枠から押しのける若手が出てくれることを切に祈る。
最後に、こんな成績でもハヤタよりは100倍ぐらいマシであることは言っておく。

福留孝介 .314 4本 31打点 OPS.813
いろいろとおかしいチームの主砲。一発の期待は去年と比べて大幅にできなくなったがそれでもこの打力。リーグでも十傑に食い込める。
今年は単年2億の契約だったが来年はどうなるのやら。

鳥谷敬 .235 6本 30打点 OPS.674
最近連続フルイニングが途絶えた聖域(35)。フロントに申し出てようやく外せたあたり、やはりこの球団のフロントには問題ありすぎだろと思うのだがまあそれは置いといて。以前から相当守備に問題があったのだが、打撃に関してももはやリーグ平均さえ期待できなくなってしまっているので正直スタメンで使う価値は皆無であるといえる。
ただ相変わらず出塁率だけはそこそこ高いので代打として使う分にはありか。休み休み使えば調子が上がる可能性もあるんだし。

横田慎太郎 .190 0本 4打点 OPS.430
ギャグかと思うレベルのOPS故に今年は二軍漬けで問題なし。とりあえず身体能力だけならロマンはあるので気長に待っていいのではなかろうか? 何気に内野安打率が25%と吹っ飛んでいるがこの歳でそれが売りというのはあまりに勿体ない。

こんなところ。後半なんか書いてて悲しくなってきたけどとりあえずこんなところ。
書くまででもなく分かり切っていたことだが、野手の戦力なさすぎだろうと改めて痛感した次第。明確に打力で突出してるのは原口と福留だけだし、そもそもRCAAでプラスなのが今の一軍選手だとほかに江越と中谷(両方規定未満)しかいないという段階で…

…来年の今頃はもうちょっと野手でポジれてることを祈りたい。