Going my way

自由気ままに趣味ネタを書いていく

近本光司という選手

元号に変わって何かしたいと思ったのだが、真っ先に思いついたことがなんか書いてみようということで。

ならば最近阪神の選手で今最も熱い近本について書こうじゃないかと。

 

という訳で本日は近本について。

まず、主な成績について。(データは4/30までのもの)

 

打率.327(98-32) 本塁打4本 15打点 5盗塁 OPS.924 得点圏.429(21-9)

 

新人ながらどう見ても主戦力の数値である。

打率・OPS共にチームトップでリーグ全体を見てもどちらもリーグ6位。

現状1番に置かれているがセイバー的にも最も優れた打者を1番に置くというのは何も間違ったことではない。

それどころか1番で重視される出塁率が.383でこれは糸井(.410)に次いで2位なのだからむしろこの打順が合ってるまである。

一方で入団時に期待されていた盗塁に関してだがこちらは9回挑戦しての成功5回なので現時点では悪い部類。ただ、これに関しては今後慣れていけば成功率は改善される可能性があるのであくまで現時点でとしておく。

 

近本の強みは2種類の打撃を切り替えれるところにある。

まず、切り込み隊長としてはシーズン開始直後は出塁さえ怪しい状況だったが、最近になってこの前の中日戦のR・マルティネスや阿知羅相手に粘ってから出塁というのを見て分かるようにかなり粘れるようになってきている。そして甘い球が来たら長打を打てるのだから相手からしたらたまったものじゃない。

一方で最近は7番の梅野と8番の木浪の調子がいいので彼らが出塁した場合はランナーを返す打撃を行える。

この切り替えこそが今の近本の真骨頂であり彼の1番への噛み合いをより強固にしてくれている。

 

プロ野球のシーズンを1年通して戦う体力があるのか、今後他球団の研究が進むとどうなるのかなど気になる点は多々あるが、少なくとも現段階においてはここまでの成績を出した新人野手はここ最近のNPBでもそうそういない。

シーズン終了後どんな成績を残しているのか今から楽しみな選手である。