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ラブレターのカード考察

4人プレーだと戦略も糞もあったもんじゃないぐらい運の要素のあるゲームだが一応カードの役割ぐらいは考えてみる。

◆兵士(1)
最弱のカードだが読み次第で兵士以外のなんにでも勝てる為非常に強力なカード。
特に相手が捨てにくいカードを持っている場合は真価を発揮する。具体的には姫とか。それ以外でも手持ち次第では出しにくい騎士や交換後の即死の怖い将軍には割と刺さる気がする。反面、1ターン確実に生き延びれる僧侶とかいつ使っても強い道化は積極的に出してくるだろうし刺さりにくいかな。

◆道化(2)
相手の手札を見ることができるのだが、このゲームの手札は1枚しかない。そのため、見られた相手は捨てない限り睨まれ続けることになる。
兵士が来たら即死だし数字次第では騎士も怖いので考え方を変えると見た相手の手札を捨てさせることができるカードとも取れる。
最初から最後まで腐らない効果ではあるが、自身は騎士の指定に非常に弱いのであるなら手早く使っていいだろう。

◆騎士(3)
相手を指定して手持ちカードの数字同士で一騎討ちをするカード。
負けると即死のため、手持ちのカードとしては最低でも僧侶レベルは欲しい。
ただ、万が一勝っても負けた相手のカードからある程度数値の推測をされるので安心をしてはいけない。一騎打ちで勝ったカードを次のターンで投げ捨てるぐらいの覚悟をして用いたいところだ。後引き分けなら2人とも残るがそれもまたヒントになる。
余談だが、使うとほぼ確実にプレイヤーが1人減るので王や大臣といった危険カードが手元に回る確率が上がる点も忘れてはいけない。

◆僧侶(4)
使ったターンは相手の攻撃を受け付けなくなる。ただそれだけではあるが即死要素の多い4人プレーにおいて安心できる1ターンを提供してくれるため非常に強力。
ただし、こちらも攻めに転ずることはできない点だけは注意が必要かな。
人数が減ってくると時間稼ぎの効果も弱まるので使うなら早いタイミングの方がいいのかも。

◆魔術師(5)
誰かの手札を捨てさせることができる。姫殺しとしては勿論のこと、数字の大きい将軍や効果の強い道化とかの行動を阻害できるいいカード。自分の手札を交換することもできるので小回りも効くっちゃ効く。
ただ、手札が1枚だけのゲームなので個人的にはそこまで強くないと思う。むしろ大臣の即死対象に引っかかってることを注意するべきなんじゃなかろうか。

◆将軍(6)
誰かと札を交換するのだが、このゲームでの交換はその直後の相手ターンでの兵士による指定が飛んでくる可能性が非常に高いため実はかなり危険なカード。
使うんだったら場に出てる兵士の枚数ぐらいは見るべきではなかろうか。

◆大臣(7)
通称ハゲ。手札合計が12以上で問答無用で即死する。将軍と比べると分かりやすい即死能力のためまああるならとっとと使った方がいいだろう。
ただし、将軍や姫などの大物が全部落ちた後なら話は別でノーリスクでデカい数字とかなり強烈なカードとなる。騎士でけりをつけるもよし、粘って最終決戦で勝つもよし。ご自由にどうぞ。

◆姫(8)
全カード中最高の数字を誇るが、捨てた段階で即死となるのでこのカードが手札に来てしまった段階で行動を制限されてしまう。そのため、相手に行動をしっかりと見られていると兵士や道化や魔術師で簡単に焼かれてしまう。
このカードが来てしまったら基本的には速攻推奨。或いは運よく将軍が来たらさっさと相手に渡してしまおう。大臣が来た場合はおつかれさまでした。

以下は追加カード。一部ではあるが。

◆王(×)
引いたら死ぬ。嘘だろと思う効果だが本当にあるんだから仕方ない。
引いた場合は笑えばいいんじゃなかろうか。

◆伯爵夫人(8)
大きな数字を持っているものの、場に出せないし山札がなくなったら即死と非常に扱いに困るカード。騎士には滅法強いが捨てれないため道化には非常に弱い。
魔術師や将軍の力を借りつつある間は速攻を意識するのが基本戦術か。

◆女侯爵(7)
同じ7点の大臣と比べるとはるかに扱いやすい1枚。手札の強さが12以上の場合に必ず出さないといけないだけであり、別に11以下であっても出してもいいのだから。

基本的に数字の小さいカードほど効果が強烈だが、騎士や最終決戦で弱くなる。
強い数字の場合は逃げ切り、弱い数字の場合は搦め手で仕留める。そのバランスが絶妙だからこそ面白いんだけど。