今年もウル虎の夏に行ってきた
24日の試合でついに鳥谷の連続フルイニングがストップ。そして試合内容もこれまでの阪神とは思えないものであった。この勢いを継続できるかどうかといった7/26(火)の試合を見に行ってきたので感想とか。
◆今年のユニフォーム
こんなの。ちなみに去年のユニフォームは当時の記事に載せてるので興味があるならそちらもどうぞ。
◆立ち上がりからいきなり苦しむ岩貞
大引、西浦に連打を食らいいきなり無死一二塁。続くバレンティンからは三振を奪うも、次の打者は現在六冠王の山田。初球をライトポールに直撃されてたった10球で3点を先制されてしまう。この回は後続を仕留めるも2回はジェフンに打たれる、3回はバレンティンを歩かせるとどうも安定しないピッチングであった。
◆反撃の狼煙は4回に
4回表に雄平、西田、ジェフンを三者凡退で打ち取るとその裏。先頭の江越はサードフライで倒れるも、ここから福留、原口、ゴメス、良太と4連打。更に大和もきっちり犠牲フライを決めて一気に追いつく。ぶっちゃけ初回に3点取られた段階で現地はお通夜だったのだが、この4連打で大いに盛り上がった。
◆一進一退の攻防
4回以降の岩貞は完璧だった。ヒットどころか四球も無しでひたすら味方の追撃を待つ。しかし、ここで追加点が入らないのが岩貞。こちらも5回以降は散発的な攻撃に終わり結局岩貞は勝ち投手の権利を得る前に降板するのであった。
◆偉業達成の瞬間
8回は球児が登板。さりげなくショート鳥谷という守備緩めが行われているが気にしないでおく。
中村はヒヤッとしたもののセンターフライ。代打の坂口にはヒットを許すも続く大引は空振り三振。しかし、続く西浦のボテボテの当たりをゴメスが弾いてしまい二死一二塁でバッターはバレンティン。ここで山田に回したら終わる…!と思ったところで空振り三振!!この回の大引での三振で球児は日米通算1000奪三振を達成するのであった。それもほぼほぼリリーフで且つ野茂以上のスピード達成。素晴らしい記録としか言いようがない。
◆祝砲、そして…
ヤクルトは2番手のルーキが登板。先頭の福留は見逃し三振で倒れるも、続く原口は追い込まれながらもヒットで出塁。そして続くバッターは先ほどボールをこぼしたゴメス。その2球目、バックスクリーンへの勝ち越し2ランホームラン!!もうなんというか球児への祝砲と思った一発だった!!
最後はドリスが危なげなく抑えて勝利。破竹の2連勝であり、本拠地での連敗もどうにか7で止めたのであった。
◆選手の感想とか
先発の岩貞は立ち上がりこそまずかったもののその後は尻上がりに調子を上げて7回3失点でQSは達成。ここまでは立ち直れずにKOを食らっていたことが多かったので今日のピッチングは今後の復調のきっかけになるのではなかろうか?勝ち星に関しては…まあそのうち得られるはず(
打者としては今日は江越に注目していたのだが、今日はポテンヒット1つだけとさっぱり。もともとフルスイングに拘りのある選手なのでやはり3番への適性は全くないように思える。
ただまあ、なんといっても今日は原口とゴメスの2人だろう。原口はしっかりゴメスの前にランナーを貯めてチャンスメイク。ゴメスはここまで苦しんでいたが今日は2安打3得点と文句なしのヒーロー。2回のゲッツーや8回のまずい守備もあったが今日のところは忘れていいだろうと。
ヤクルトの方は山田がやばすぎるのでどうやって抑えるんだと再確認した次第。今日はポール直撃だったが、これが右中間だったらと思うと…
さて、ウル虎の夏は始まったばかり。27日も勝って久々の3連勝&カード勝ち越しと行きたいところだ。明日のノウミサンに期待しよう。